〒108-0014 東京都港区芝5-25-9 三田スクエアビル3F

03-3455-6484

ブログ|港区三田で歯科をお探しの方は釜我歯科まで

TOP > ブログ >  ブログ 記事

マタニティ歯科診療

妊娠中は歯周病になりやすい!赤ちゃんのためにもお口のケアをしましょう

マタニティ歯科イメージ

こんにちは。
田町駅・三田駅から徒歩3分の歯医者「釜我歯科」です。
 
妊娠中は、女性ホルモンの変化などが原因で、「妊娠性歯肉炎」になりやすいといわれています。
歯ぐきが腫れたり歯磨きで血が出たりしても、はじめは痛みなどがないため、気づかないうちに「歯周病」に進行してしまうリスクがあります。
妊娠中の歯周病は、歯を支える骨を溶かすだけではなく、お腹の赤ちゃんに影響するため注意が必要です。
 
今回は、「妊娠中のお口のトラブルの原因や改善方法」についてお話しします。
 
 

妊娠中はなぜ歯周病になりやすい?2つの原因

妊娠中は、このような理由から歯周病になりやすいといわれています。
 

【理由1 ホルモンの変化】

妊娠をすると、女性ホルモンの一種である

・エストロゲン
・プロゲステロン

が活発に分泌されます。
「エストロゲン」は歯周病の原因菌を増殖させ、「プロゲステロン」は炎症物質であるプロスタグランジンを刺激して歯ぐきの炎症を促進させてしまうリスクがあります。
妊娠中期から後期にかけて活発に分泌するため、安定期に入ったころに歯科でお口のチェックとクリーニングを受けることが大切です。
 

【理由2 歯磨き不良】

つわりで十分な歯磨きができないと、お口の中の細菌が増えてしまい、歯ぐきの炎症につながってしまいます。
泡のたたないジェル状の歯磨き粉で不快感を軽減させたり、毛束のあるヘッドの部分が小さな歯ブラシ(ワンタフトブラシ)を使用することをおすすめします。
 
 

歯周病は赤ちゃんに影響する?

歯周病にかかっている妊婦さんは、「早産・低体重児出産」のリスクが4.68倍も高くなるといわれています。


(出典:厚生労働省-妊産婦における口腔健康管理の重要性 p5 より) >

 
なぜなら、炎症を引き起こす物質「プロスタグランジン」は、陣痛を促すホルモンでもあるからです。
歯周病によって炎症がおこると、身体はお産の準備が整ったと勘違いをしてしまい、早産や低体重児での出産のリスクを高めてしまいます。
 
 

歯周病は正しいケアで予防できます

妊娠中は歯周病リスクが高くなりますが、お口のケアを続けていくことで予防することができます
当院にはマタニティー歯科診療がありますので、お身体に無理のない範囲でのクリーニングや歯磨き指導が可能です。
 
港区三田にある「釜我歯科」は、JR「田町駅」から徒歩5分、都営浅草線・都営三田線「三田駅」から徒歩3分のところにあります。
バス停からも近いため、通院に便利です。
 
妊娠中でも通いやすい環境を整えておりますので、体調が落ち着いたころにお口のクリーニングへお越しください。


釜我歯科へのアクセス >