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むし歯
【港区三田の小児歯科】乳歯の白い模様はむし歯?子どものむし歯の特徴や予防法
こんにちは。
田町駅・三田駅から徒歩3分の歯医者「釜我歯科」です。
お子さまの歯にみられる「白い模様」は、むし歯なのか治療するべきものなのか悩みますよね。
子どものむし歯は、白いまま進行することがあるため、仕上げ磨きなどで白い模様を見つけたときは、早めに歯科を受診することがおすすめです。
今回は、「乳歯の白い模様の原因」や「予防法」について解説します。
乳歯の白い模様はむし歯?白くなる2つの原因
乳歯の白い模様の原因は主に、
・初期のむし歯
・エナメル質形成不全
の二つが考えられます。
●初期のむし歯
むし歯による白い模様は「白濁」ともいい、歯の表面が溶けて、すりガラスのように白く濁ってみえている状態です。
これには、むし歯菌が作り出す「酸」が関係しています。
むし歯菌は、歯に付着した食べかすをエサに「酸」をつくりだすのですが、この酸によって歯の表面からリンやカルシウムが溶け出す「脱灰」が始まります。
それをカバーするために、唾液がお口を中性に戻す「再石灰化」を行うことにより歯は守られているのです。
しかし、再石灰化と脱灰のバランスが崩れて脱灰の状態が長く続くと、歯が溶けてしまいます。それによって白濁ができるのです。
●エナメル質形成不全
歯の表面を覆う「エナメル質」が、うまく形成されなかったことでおこる白濁です。
むし歯ではありませんが、歯の質が弱いため、むし歯にならないようにしっかりとケアをする必要があります。
子どものむし歯の特徴
乳歯のむし歯には、このような特徴があります。
・歯に白い模様がある
・歯にツヤがなく白く濁っている
・噛む面や歯と歯の隙間が黒ずんでいる
健康な乳歯は、ツヤのある白色をしています。
仕上げ磨きのときには注意して歯を観察し、異常を見つけたときは、早めに歯科を受診しましょう。
子どものむし歯予防には定期検診が大切!
毎日、丁寧に仕上げ磨きをしていても、完全に歯垢を落としきることはむずかしいものです。
むし歯になるとあっという間に進行してしまうので、定期的にお口のチェックを受けましょう。
定期検診では、フッ素塗布を行っています。
フッ素には、歯を強くする効果や、歯を修復する再石灰化作用があるため、むし歯予防には効果的です。
実際に、年2回以上、定期的にフッ素を塗ることで、むし歯をほぼ半減させたというデータがあります。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット-フッ化物歯面塗布 より) >
お子さまの定期検診は、港区三田の「釜我歯科」にご相談ください。
最寄りのJRや地下鉄、バスなどはすべて徒歩5分圏内にあり、公共交通機関で通いやすい歯科医院です。
院内は、ベビーカーをご利用の方のために広々とした設計ですので、ご兄弟での定期検診なども、お気軽にお問い合わせ下さい。